外反母趾という言葉をよく聞くと思いますが、どんな病気なのかご存知でしょうか? 外反母趾とは、足の親指が真っ直ぐではなく、付け根の部分が小指の方へ曲がり、親指の付け根が飛び出してしまう状態をいいます。 症状が軽い場合は痛みもそれほどないのですが、重症になると痛くて歩けなくなったり、靴を履くこともできなくなってしまう場合もあります。 女性の方がなりやすく、13歳から14歳頃の初経期と、50歳代の閉経期に集中して起こりやすくなるようです。 外反母趾はしっかりと治療を行なわないと再発してしまう可能性のあるものです。 少し治療をして痛みが治まったからと治療をそこで止めてしまうと、変形がまた起こってきてしまい痛みも再発してしまうことがあるのです。 最悪の場合、普通に歩くことも困難になってしまうこともあるので、きちんと治療と予防を行なうことが大切なのです。...
外反母趾には症状によっていくつかの種類にわけられます。 足の横の部分にはアーチを形作っている横中足靭帯と呼ばれるものがあるのですが、この靱帯が伸びたり縮んだりしてしまうことで、親指が小指の方へ曲がってしまうことを「靭帯性外反母趾」といいます。 親指の付け根の骨が出っ張ってしまうことで、親指自体は曲がっていないのに曲がっているようにみえてしまうものを「仮骨性外反母趾」といいます。 靭帯性と仮骨性が混じっている状態で、中年以降の女性に多くみられるものを「混合性外反母趾」といいます。 足指が生まれつきハンマーのように縮こまっていたり、反りすぎていたりする状態は「ハンマートゥ性外反母趾」といいます。 リウマチなどの病気が原因で足指が変形してしまうことは「病変性外反母趾」と呼ばれています。 どの種類でも痛みや腫れがある時は、症状が進行している状態ですので注意をしましょう。...
外反母趾になってしまう原因は、つま先部分が細くなっているハイヒールを女性が履いていることが多いからと言われていますが、外反母趾は男性や子どもでもなることや、ハイヒールを履いていない女性でもなることから、単に靴だけが原因とは言い切れません。 主に足の横にあるアーチを作っている靱帯が緩んでしまうことで外反母趾になってしまうのです。 そして、その靱帯の緩みを加速させてしまうのが靴というわけなのです。 関節の靱帯が緩んでいるところへ、窮屈な靴などを履いてしまうと足が変形してしまうという事なのです。 また、生活習慣も外反母趾になる原因ではないかとされています。 人は産まれた時から靴下を履いたり、デコボコしていない平らなことろを歩き、足に負担をかけないようにしている結果、足の力が弱り、足全体が衰え、足が変形しやすくなっているのではないかと考えられています。...
外反母趾にならないためには歩き方にも気をつけなければなりません。 地面に着く時はまず踵から、それから足裏全体を着けて、足の指で地面を蹴るように進むのが正しい歩き方となっています。 歩き方は靴によって決ってくるものですので、ファッション性のある靴や踵の高いハイヒールなどでは、正しい歩き方をするのには適していません。 女性でも大股に歩くことが健康によいので、歩くために良い靴を選んで履き、日頃から正しい歩き方をしましょう。 靴を選ぶ時は、足のサイズを大きい方の足に合わせてきちんと測り、靴を履いた状態で指が動くようなもので足の形にあったものにしましょう。 靴は柔らかいと足が横に倒れやすくなってしまうので、特に踵の側面は柔らかくないものを選んだほうが良いようです。 また、踵の部分が大きいと歩いたときに足が動いてしまうので、大きくないものを選びましょう。...
外反母趾を改善するのに足の指でジャンケン(グーとパーの動作)をやることが効果的です。 一度緩んでしまった靱帯を元に戻す事はできませんが、足指の動かせる範囲が広がり、足指に力が入るようになるので、体も安定してバランスが良い状態になります。 まず足ジャンケンを毎日10回ずつ行なってみましょう。 徐々に数を増やしていくと更に効果があがります。 はじめのうちは足指に力が上手く入らず、なかなか曲げられない人も多いと思いますが、練習を重ねていくうちにできるようになってきます。 足指でグーの形を作るときは、必ず指の付け根部分から曲げるようにしましょう。 指の付け根部分の関節が硬くて曲げられないという場合は、手を使ってでもいいのでしっかりと曲げるようにします。 足指でパーの形を作るときは、指を思いっきり開きますが、このとき指を反らさないようにするのがポイントです。 外反母趾の改善予防には、毎日の繰り返しが大切のですので頑張ってやってみましょう。...